今回がこのブログの最終回になります。
中1の頃から始めて、沢山の方々にご覧頂いたこのブログですが
もうほとんどの方が移行されたようなので、僕もそろそろ移行します。
最後のブログの記事は何にしようかと迷いましたが、
今まで会った鳥たちの中でも、特に心に残っている出会いにしました。
右下
このブログを始めるきっかけを作ってくれたアカツクシガモです。
小学生の頃に見た時は、一眼を初めて買ってもらって鳥見をした日で、ある方と
お会いして一緒にこの鳥を撮り、レンズを貸していただいたこともありました。
そして中学生になってからアカツクシを同じ場所で撮っていると、小学生の頃に
会ったその方と再会し、ブログを勧められてこのYahooブログを始めました。
僕にとってこの鳥は、いろいろな方との出会いを作ってくれた鳥でした。
右上
MFでしっかり姿を見ることができたシマセンニュウです。
ある方々から、シマセンニュウ、コヨシキリがかなりの数が通過していることを
教えてもらい、小学生の頃から秋になるとMFで観察してきました。
コヨシキリの方が数も多く、警戒心が薄いので観察しやすいのですが
シマセンニュウは朝6時半くらいまでしかヨシ原から出てこず
潜行性がものすごく高いので、コヨシキリの何倍も見づらい鳥でした。
この日もシマセンや秋の渡り鳥を探しに行くと、すぐ近くから
シマセンの地鳴きが聞こえてきます。
カメラを構えて待っていると、まさかの目の前のヨシに出てきました。
こんなに近くで見るのは初めてで、夢中でシャッターを切りました。
何年も前から見ていた鳥ですが、とても好きな鳥でしっかり観察するのが
憧れだったのでとても嬉しく、今でも秋になると見たくなる鳥です。
左下
中2の冬に河口で見たコチョウゲンボウのペアです。
小雨の日で、遥か遠くの中洲にハクガンを見つけた後
コチョウゲンの♂がこの木に止まるのを見つけました。
じわじわ寄っていくと、そのうち♀も飛んできて同じ木に止まりました。
こんなに近くで僕の大好きなこの鳥を観察できたのは
後にも先にもこの時だけで、今でもはっきり覚えています。
このペアは年が開けてからも、何度か一緒にいるのを撮っていて
越冬地でもとても仲の良いペアだったと思います。
またこの鳥をこんなふうに観察してみたいです。
左上
中3の春に見たカラシラサギです。
この頃は僕の中で、今でもたまに戻りたいと思うほど、
一番楽しく充実していた時期です。
そんな思いもあり、この鳥との出会いはとても心に残っています。
炎天下の砂浜に座って撮ったり、対岸にずっといるので、
何キロも砂浜を歩いたりと、見るのにかなり疲れた鳥です笑
この中には載せきれませんでしたが、どの鳥との出会いも、
鳥を通した人との出会いも、僕の中ではとても大切なものです。
今までブログで出会いお世話になった皆さま、本当にありがとうございました。
最後に、僕が今までで一番感動した出会いで締めくくろうと思います。
中3の春、家族で岬の宿に泊まった次の朝、ほとんど鳥がいない中諦めて
宿に戻ろうとすると、宿の前の茂みから高い地鳴きとともに
キマユホオジロが飛び出し目の前に止まりました。
体が固まるほど感動し、本当に嬉しい出会いでした。
ブログは続けていきたいので、livedoorブログに移行しようと思います。
これからも見ていただければ喜びます。
今までこのブログをご覧頂いたすべての皆さま、本当にありがとうございました。
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